登山の際、日がある内に下山予定でも万が一の時に備えて必ず用意しておきたい必須のギアと言えばヘッドライト。自由に両手を使える状態で明るく照らせて本当に便利な道具ですよね。
ヘッドライトのルーツは19世紀後半から20世紀初頭くらいに鉱山労働者が使っていたカーバイドランプ(アセチレンランプ)です。労働中、ヘルメットや帽子に取り付けて使用していました。
電気式のヘッドライトが普及し始めたのは20世紀前半。当初は電池と電球を使用した大型のタイプで、鉱山のほか、軍隊、洞窟探検などの現場で活躍していました。
現在のアウトドア用のヘッドライトの原型が誕生したのは1970年とそこまで昔の話ではありません。フランスのペツルが登山や洞窟探検向けのヘッドランプを開発して販売し、世界中の登山家たちに普及していきました。
そして、ヘッドライトの大きな転機となったのが2000年。ペツルが世界で初めてライトをLED化したヘッドライトを発売しました。
消費電力が少ない、電池が長持ち、衝撃に強い、小型軽量化というメリットからヘッドライトは高性能なギアへ大きな進化を遂げました。
ヘッドライトの代表的なメーカーはペツルやブラックダイヤモンド、マイルストーンなどいろいろありますが、私はブラックダイヤモンドのアストロ250を使っています。明るさは250ルーメン、防水性能はIPX4。
ヘッドライト選びで大事な明るさですが、50~100ルーメンは読書やテント内作業向け、100~200ルーメンはキャンプや散歩向け、200~400ルーメンは夜間登山やトレッキング向け、400ルーメン以上は本格的な登山、トレイルランニング、救助活動向けという風に選ぶ基準となっています。
今はアマゾンで中国製のヘッドライトが安い値段で売られていますが、普通に1000ルーメン以上あるのでビックリします。防水性能はIPX4以上あると安心で、本格的な登山の時はIPX6以上が目安となっています。
登山以外にもキャンプ、野外フェス、釣りなど、夜に活動する様々なアウトドアシーンで重宝するヘッドライト。
私はBBQや花火大会にもヘッドライトを持っていきます。暗くなると気付かずにちょくちょく失くし物、忘れ物をしていたんですが、ヘッドライトを持っていくようになってからは物を失くす事が減りました。
そして、使う際は途中で電池が切れるリスクも考え、予備の電池を持っていくのも大事ですよね。ヘッドライトを使う時の注意点は人の顔に直接光を当てない事。相手の方を見る時はライトを下に向けるか一時的に消灯するのがマナーになっています。
私はそろそろ新しいヘッドライトが欲しいと思っていて、次は400ルーメン以上のもう少し明るいものを選ぼうと考えています。


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