万能なメスティン

キャンプで食事をする時、お酒を飲むので白米はいらないという人も多いですが、断然白米派の私は飯盒(はんごう)が欠かせません。

いらないと言いつつもあると一口食べたいという人も多いので、飯盒を持っていくと喜ばれます。私はいくつか飯盒を持っていますが、よく使っているのがド定番、トランギアのメスティンです。

ソロキャンプブームの時に大ヒットしたアルミ製のメスティンは軽量で持ち運びやすいのが特徴。ご飯を炊くだけでなく、蒸す、煮る、焼くなど様々な調理ができる万能ギアとして、初心者からベテランキャンパーまで、幅広い層の人たちから高く評価されています。今は100円ショップのダイソーでも売ってますよね。

そんなメスティンの起源は北欧のスウェーデン。もともとは軍用の装備として開発された携帯用の調理器具で、兵士たちが野外で簡単に炊飯や調理をするために使われていました。

その後、使いやすさが評価され、一般のキャンパーたちの間に広まっていきました。メスティンが使われていた戦場にいる兵士たちってテンパった極限の精神状態ですよね。そんな精神状態でも失敗せず、簡単においしいご飯が炊けるように開発されたと友達から聞いた事があります。

確かに結構酔っぱらった状態で作ってもおいしいご飯が炊けるし、不思議と適当に作っても大失敗する事はありませんよね。そんな誰でも簡単に使える所がメスティンの魅力だと思います。

前述したようにご飯を炊くだけじゃなく、パスタ、ラーメンなど、幅広い料理に使える万能なギア。その幅広い使い方から専用のレシピ本が何冊も出ています。

便利なトランギアのメスティンですが、購入した時にやらないといけない作業があります。それが安全に使うために必要なバリ取り。縁などに少しギザギザやザラザラした箇所があるので、サンドペーパーなどで磨いてきれいにします。

この作業によって手を切らずに安全にメスティンが使えます。面倒と思わずにやれば、道具への愛着が沸く楽しい時間になると思います。

ただ、トランギア以外、他のメーカーから販売されているメスティンはバリ取り不要なタイプもあるみたいです。

そして、製造時のアルミ臭が残っているので、シーズニングという下処理もオススメです。中性洗剤で洗った後、メスティンを入れた鍋に米の研ぎ汁を加え、沸騰させたら弱火にして15分煮るだけ。

必須という訳ではないですが、焦げが剝がれやすくなったり、アルミ臭が緩和されたり、酸化による黒ずみを防止したりとシーズニングした方が多くの利点があります。ぜひ皆さんもメスティンを買ってアウトドア料理を楽しんで下さい。

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