一緒にキャンプに行った友人が使っていて、すぐに欲しくなったギアがありました。
そのギアとはキャンプ飯の可能性、バリエーションを広げてくれるダッチオーブン。料理好きの友人が作ってくれたハーブの効いた丸鶏のローストチキンは外はパリッ、中はふわっとしていて、想像以上に激うまでした。
キャンプでもこんな手の込んだ料理が食べられるのかと驚いたのをよく覚えています。存在自体は知っていましたが、実際に料理を食べて一気に物欲が刺激された私は帰宅後、すぐにネットで調べて、一番格好良いと思ったペトロマックスのダッチオーブンを購入しました。
ダッチオーブンの素材はいろいろありますが、熱伝導率が高く、焦げにくい厚みのある鋳鉄製が一番オススメです。
ペトロマックスのダッチオーブンも鋳鉄製。男心をくすぐる重厚な見た目も購入の決め手となりました。鋳鉄製は購入後にシーズニングをしたり、使い終わったら油を塗ったりと手間がかかります。
でも、大切に手入れをしながら使い込んでいく内に油が馴染み、ブラックポットという黒光りした状態へと変化。油を使わなくても焦げにくい鍋に仕上がるんです。大事に育てるという楽しさも味わえるのは鋳鉄製ならではの魅力だと思います。
ダッチオーブンは蓄熱性が高く、上下から熱が加えられるのが最大の特徴。食材全体を均一に加熱するため、食材の旨味を最大限に引き出す事ができるんです。
そんなダッチオーブンの起源は17世紀。イギリス人実業家がオランダで発達した鋳造技術を参考にして完成させた鋳鉄鍋が原型と言われています。
その後、北米に渡った開拓者たちによって広く使用されるようになりました。アメリカ西部開拓時代には焚き火の上や炭の中で料理ができる貴重な調理器具として活躍。さらに底に脚が付き、フタの上にも炭が置ける構造に改良され、パンやピザ、ロースト料理など、本格的なオーブン料理も作れるように進化していきます。
焚き火の中に突っ込んだり、フタの上に炭を置いたり、フタを鉄板代わりに使ったりとワイルドに使えるのはキャンプならではの醍醐味。ダッチオーブンはキャンプの新たな一面、魅力に気付かせてくれます。
そんなワイルドな調理器具ですが、実はとてもデリケートなギアなんです。急激な温度変化で割れる事もあるので自然に温度が下がってから洗う必要があります。
馴染んだ油が洗い流され、焦げや錆が生じやすくなるので中性洗剤の使用もNG。使用後はしっかりと乾かし、油を塗って錆びないようにする必要もあります。
でも、メンテナンスを怠らずに大切に育てれば何十年も使えるダッチオーブン。ぜひ皆さんも味のあるキャンプギアを育てる楽しさ、喜びを経験してみて下さい。


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